トップメッセージ
1985年生まれ
早稲田大学スポーツ科学部卒業後、ITベンチャーに入社
2011年よりアパレル業界へ
私が7年過ごした東京から地元岡山の児島に帰ってきたのは、東日本大震災が起きた直後の2011年4月でした。
これまでたくさんの方々にご協力いただき、「児島のものづくり」を学びながら、約5年で40人を超える社員と40社を超える取引先様、3つの直営工場に2つの直営店舗をもつグループへと成長することができました。
1990年に50.1%だった国内におけるアパレル品国産比率は2014年に3%になりました。日本市場で流通した衣料品の97%が海外製、ということになります。近年メイドインジャパンへの関心が高まっていると言われますが、実際には2014年度の衣料品国内生産量で見ても前年比-10.3%なので、依然として減少傾向にあります。
これを「ノーチャンス」と捉えるか「チャンス」と捉えるか。
我々は企業理念に「22世紀まで続くアパレル産業の創造 - 服を通じた継続性、発展性、夢のあるビジネスに」を掲げています。それを達成するには「素晴らしい個々の集団=組織」である必要があります。過去や業界の常識に囚われない雇用体系や人材育成、ICT(情報通信技術)の導入など、目まぐるしく変化していく未来に希望を持ち、その未来に向けて頑張る「今日」を楽しめる会社を目指しております。
「ただ作れば終わりではない、関わった全ての会社、最後に手にする顧客のことまで考える」
「関わる人に幸せを届ける」
“Give and Take”ではなく”Give and Give and Give and Take”
これからもご指導よろしくお願いします。
グロワール取締役 / WEAR代表取締役
1975年生まれ
2003年明治乳業を退社後アパレル業界へ
2014年9月よりグロワールに入社
私は12年間、日本有数の繊維産業の町「児島」で国内外のアパレルメーカーのOEM生産に携わってきました。児島には縫製工場はもちろん、生地メーカー、洗い加工場、刺繍工場、プリント工場、付属メーカーまで点在し、この小さい町の中で服が完成してしまう本物の産地です。
ただ私が常に感じてたのは、「長年培われてきた技術やノウハウの素晴らしさ」よりも「変化せず衰退を続けることに対しての危機感」でした。
その中で、長年勤めた前職を辞め2014年9月よりグロワールに入社し、2015年4月に株式会社WEARを立ち上げました。
今は4社一丸となって「若者で賑わい活躍する児島」の実現を目指し、日々精進しています。
今まで多くの企業、本当にたくさんの方々と服づくりを通じて出会い、お世話になりました。
その経験と「関わった全ての会社、最後に手にする顧客のことまで考える」の理念で、アパレルメーカーや地元工場に、他に出来ない素晴らしいサービスを提供していきたいと思います。